会社やビジネスの3~5年後のあるべき姿を明確にする中期ビジョン作成で最も大事なこと

中期ビジョンとは、会社やビジネスの3~5年後のあるべき姿(なりたい姿)を明確にしたものです。先にお伝えしますが、会社やビジネスのあるべき姿をまるでビデオを見るように鮮明にイメージし、ワクワクする事が最も大事になります。

中期ビジョンの作成


中期ビジョンは、鮮明にイメージ出来るように具体的に作成していきます。その際は、必ず定量面(数字)と定性面(質)の両方を考えていきましょう。

定量面―事業規模、売上、利益、従業員数、拠点数

定性面―企業文化、就業員の幸せ、事務所の雰囲気、お客様の在り方、事業内容、サービス内容、福利厚生

作成のヒントになる○年後の未来(3~5年後)をイメージする質問を活用し、ワクワクする答えを導きだしてみてください。

○年後の未来をイメージする13の質問


1.○年後に会社の雰囲気はどのようなものが理想か?あなたが作りたい会社の社風はどのようなものか。

2.○年後に、あなたの会社にはどのような社員が集まり、何を大切にして働いているのだろうか?

3.○年後に社員の教育体制はどうなっているのだろうか?

4.○年後のお客様はどの様なひとであるか?ペルソナは今と変わるのか?

5.○年後のお客様は、あなたの会社やサービス、商品にどのような認識を持っているだろうか?

6.○年後のお客様とどのような関係を気づいているのが理想だろうか?

7.○年後、あなたの会社の人事制度、給与制度はどうなっているだろうか?

8.○年後、他社と差別化するためのアイディアはなにか?

9.○年後の営業の仕組みはどうなっているか?

10.○年後、お客様に選ばれ続ける独特の仕組みはあるか?

11.○年後にあなたの会社は地域で、業界でどのような存在になっているか?

12.○年後の事業規模、売上、利益、従業員数、拠点数などはどうなっているか?

13.貴方が○○年後にもっとも成し遂げたいことは何だろうか?

 

ほとんどの方がこの質問に答えていくだけで、3~5年後にどうなっていたいのかが見えてきます。如何ですか?あなたは既にワクワクしていませんか?

さてワクワクを書き出したところでそれを達成していかなければなりません。その為には中期経営計画を作成していく必要があります。それは次回、またご紹介致します。