人の意識は物質に影響を与える

「二重スリット実験」は量子力学の世界では有名な実験です。縦の溝を２本あけた板に向かって量子を打ち込み、その隙間を通過した量子が描く模様を観察したものです。２本の隙間を通過した量子は２本の線になって描かれると思っていたけれど、実際には、しま模様が浮かび上がります。

ところが、センサーで観測を始めた途端に、量子は振る舞いを変え、２本の線を描くのです。
※この二重スリット実験に関しては、動画も多く出ているのでご自身で確認してみてください。

この実験で面白いのは、“人が観察をした途端に量子は振る舞いを変える”つまり、言い換えれば、人が意識すれば物質に影響を与える力を持っているのです。意識は奥が深いですね。

脳の特性を活かし意識にイメージすれば現実化する

脳について面白いデータがあります。

脳が１秒間に脳へ取り入れることができる情報量はどのくらいあると思いますか？
正解は脳が１秒間に把握できる情報量は4000億ビット（文字にすると500億文字。本でいうと約810万冊）

とんでもないデータが出てきましたが、これは脳が把握できる情報量です。

では、脳が１秒間に処理できる情報量はどのくらいでしょう？
正解は2000ビット（文字にすると250文字）です。

つまり…脳は、本来現実に500億文字存在する中、250文字しか処理できないのです。言い換えると、現実の0,0000005%しか「認識できない」のです。

私達は、認識できる0,0000005%の情報だけで現実と信じて（判断して）いるのです。

同じ場所で同じものを見て、聞いても、人によって「見える」「聞こえる」「感じる」ことが違うことがあります。

それは、脳のRAS(網様体賦活系）という自動選別機能によって脳へ取り込む情報を選別しているからです。そのRASはその人の思い込み（意識）に影響を受け、情報を選別しています。だから、人の意識によって、認識が変わり、現実が変わるのです。

ここまで科学的に意識についてご紹介してきましたが、まとめると、意識とは現実を生み出す力の源なのです。すべての現実はあなたの心が作り出しているので、世界を新しくしたければ創造すれば良いのです。

脳はイメージと現実の区別ができません。だからこそ、夢が叶ったイメージを意識（無意識）に刷り込み。夢が叶った状態になりきる事で、現実化していくのです。